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タカ

Author:タカ
性別/男
年齢/23歳
職業/専門学校生
趣味/歌を歌う
     アニメ・ゲーム・声優
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闘争心と敵愾心。
やりたいことやろうと思ったら手放せない。


劣等感の塊である。
小さな頃から、
あれが出来るのが羨ましい。
それが出来るのが羨ましい。
なんで自分は出来ないんだろう。
どうして自分ではダメなんだろう。
そういう気持ちに苛まれてきた。
今でも苛まれている。


結局のところ、
他人に見えるところでしか人は判断されない。
当たり前の話だ。
見えないところを見る力なんて、
誰も持ってない。

あの2ヶ月、
オレが力を入れざるを得なかったのは、
もちろん表に見えない部分で。
稽古という点で言えばみんなも同じだ。
決して客には見られることはない稽古を重ねて、
それを客にみせたわけだ。

努力したんだろうなということは客には想像でしかなく、
確かに記憶にあるのはこちら側だけで。
どんだけ稽古しても結果が全てで。
そういう下積みは結果に表れるから、
取り繕いようもない。


オレはもっと評価されないところに力を入れてしまった。
だからなのか、
この、先に繋がらない感触。
見てる人は見てるとどこかの誰かは言ったけど、
そんなことはないと思い知った。

ある先生から電話がかかってきて、
「チームの連絡係みたいなことしてるんだっけ?」
と訊かれた。
評価されるためにやっていたわけじゃないけど、
この質問にはかなり堪えた。

見てる人は見てるんじゃなかったのか?
ていうか、
そういう人であるのがあんたたちじゃないのか?
誰も見てないじゃないか。
やっぱり、見えるところしか見てないじゃないか。


結果にはそういうのも表れるものだ。
見た目がよければ、
役が目立っていれば。
評価は自ずとされるものだ。

でもオレはそうじゃなかった。
これは嫉妬であり劣等感だ。
そういうもの抱えて生きてるよ、ずっと。

好評をもらって当たり前とは思ってない。
だって誰にも見られてないから。
だからこそやってやろうって気持ちになる。

他人と比べるのは愚かなことか。
そう考えていれば楽ってだけじゃないかと思った。
大抵の形容する言葉に反対の意味があるってことはつまり、
比べることは言葉を使う上で不可避ってことだろ。

つまり生きていく上でももう避けられない。
あいつが羨ましいからもっと欲しくなるし、
そいつが羨ましいからもっと強くなりたいし、
どいつもこいつも羨ましいからもっとうまくなりたいんだよ。


だから少しでも前に進むし、前に出る。
劣等感が原動力っていうのはどうにかしたいけど、
一生止まることのない向上心みたいなもんと思ってやっていこう。
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